平成29年1月20日（金）岩手県自治会館にて、平成２８年度役員・地区役員合同会議が行われ、41名の役員が出席しました。
　まず始めに行われた業務担当の川村浩次副理事長による入札の説明と模擬入札では、事前に配布されていた仮想業務について参加者が各自で見積もりをしてみるとともに、各地区から１名が参加して模擬入札が行われました。会場には入札箱が設置され参加者達には入札書・委任状・入札用の封筒が配られるなど、実際の入札が再現されており、参加者達の本番さながらの真剣な表情が印象的でした。

　続いて行われた大栁和美常任理事による積算に関する説明では、模擬入札で使用した仮想業務を事例として報酬額運用基準による数量と加減指数の基本的な考え方についての解説がなされました。
　最後には、川村祐孝理事の進行により見積作業についての意見交換が行われ、地区ごとで色々な諸事情や業務形態があり、なかなか統一的な方針をみいだすことが難しい現状がわかりました。

　また、引き続き同会場では、平成28年度基準点委員会議も行われ24名の委員が出席しました。企画研修部の下斗米佑太理事による基準点測量の基本や注意事項についての解説の後、意見交換が行われ、復興事業が進む沿岸地区の基準点の状況や基準点の点検測量についてなど活発に意見が交わされました。