公益社団法人 岩手県公共嘱託登記土地家屋調査士協会 ロゴ

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お知らせ・イベント

登記測量研修会2017の様子をアップしました!

 平成29年5月15日(月)「登記測量研修会2017」をいわて県民情報交流センター(アイーナ)の小田島組☆ほ~るにて開催し、250名を超える多くの皆様にご参加いただきました。
 はじめに当協会理事長 安保豊人が、お集まりいただいた皆様への御礼を申し上げ、本日の研修会は所有者所在不明土地問題に関する講演など、大変興味深い内容となっており、きっと今後の復興にお役立ていただけるものと挨拶しました。

 一人目の講師として登壇した一般社団法人岩手県公共嘱託登記司法書士協会の野里壽史理事長は「嘱託登記の実務」という演題で、あらかじめ参加者から寄せられた嘱託登記の困難事例に関する質問についての解説と基礎的な嘱託登記の実務について話されました。
 続いて、当協会公嘱制度啓発委員長 下斗米光昭が、協会が公益目的事業としておこなっている事業について紹介し、中でも自主事業として行なっている登記基準点設置事業は、1級登記基準点全点について認定取得予定であり、国土調査の基準点としての使用が可能になると説明しました。

 そして次にこの日のメイン講演として、講師に早稲田大学大学院法務研究科の山野目章夫教授をお迎えし、「所有者所在不明土地問題を考える」という演題でご講演いただきました。
 所有者の所在がわからないという問題の考え方についてのお話から始まり、所有者を明らかにしていく方法について数々の事例を挙げて解説いただきました。最後に不動産登記制度について山野目教授は、この制度は国の宝であり知恵を寄せ合って磨いて良いものにしていかなければならない、今日の話をそのきっかけにしていただきたいと締めくくりました。

 当日の模様が「盛岡タイムス(平成27年5月17日発行)」の紙面に掲載されましたので、ご紹介します。